LTTEの最後ースリランカにてー
いよいよLTTEと政府軍との戦いが最終局面に入ったようだ。今朝の地元の英字新聞Daily Newsによると北東部海岸地域の1キロ四方にLTTEが追い詰められている、との軍の報道官の話を掲載していた。LTTE側の死者は、軍の傍受によれば8人、負傷者が30人以上とのことだ。軍は3方面からLTTEを包囲し、補給線を断ち切ったという。戦闘は水田とラグーンで戦われているという。
このほかに関連したニュースと言えば、政府がLTTEを支援しているとして、インドと中国そして国連人権委員会を非難しているとの報道もあった。国連で中国やインドがLTTEを非難しないことへの不満であろうか。また国連については、LTTEのウエッブサイトを参照して報告書を作成していると批判している。
いずれにせよ首都コロンボ(正確には今は首都はコロンボではなく隣接するスリージャヤワルダナプラ)からみれば、地方での出来事にしか過ぎず日常生活には全く関わりがないようだ。東京うから見れば名古屋で事件が起きているようなものだ。
昨日は、スリランカの南端のゴールに行った。ここでは紛争はさらに遠い地での出来事でしかない。ゴールには有名な世界遺産のフォート(城塞)市街がある。欧米からの観光客が結構来ていた。
南部と北部地域におおきな発展の格差があるのかと思ったが、大差はない。印象は全国総じて貧しい。貧困が紛争の原因というのは、いくつかの紛争地を歩いた印象では、金持ち国の思い上がりだろう。金さえあれば紛争はなくなるとのの思いから経済援助をするのだろうが、その経済援助には、モノだけでなく思想、考え方もついてくる。ハードではなくまずはソフトを考えないと本当の支援にはならない。紛争も結局はソフト、世界観」の違いが原因ではないか。

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